だしの取り方/北大路魯山人
弘法は筆を選ばずというが、道具は大事
名前は知っていたけど、美食家としてか知らなかった魯山人さん。
青空文庫で短編をちょこちょこ読んでるけど面白い。
出汁のとり方では鰹節も大事だけど、削るための鉋が大事とおっしゃっている。
削り下手なかつおぶしは、死んだだしが出る。
いい食材を使えば美味しい料理ができるというわけでもなく、使いこなす技術、知識が必要ってことか。
料理にかぎらず、やるというのなら、どんなことでもやるのが当然で、やらなければ達成できない。
最近では鉋で鰹節を削る人はほとんど居ないと思うけど、やっぱり美味しいんだろうな。
しかしこの魯山人さん、wikiで知った限りでは生い立ちがあまりにも……。